2013年11月10日
フィンランドの朝食 ワールドブレックファーストオールデイ
こちらのお店は世界の朝食を2か月ごとに紹介してくれます。
最初、一か月ごとだったのですが、食材の準備やお客様の要望で、
二か月に一度、変更することにしたそうです。
【お店のコンセプト】
「朝ごはんを通して世界を知る」
ワールド・ブレックファスト・オールデイのメニューは世界各地の朝ごはん。
伝統的な朝ごはんは世界的に消えつつありますが、
そこには歴史や、文化、栄養、生きることを楽しくしてくれるヒントがいっぱいつまっています。
朝ごはんを通して旅にでよう。
旅を通して、一番感じたことは「寛容さ」。
仲間意識、差別意識で偏見に満ち溢れた社会ですが、
旅人を異なる文化の人ということで温かく迎えてくれる風習が世界中にあります。
もちろん、かつての日本はほとんどそうだったような気がします。
世界の料理を食べていて、一緒に食べてくれる人のありがたさが身に沁みます。
虫の好かない人が多い中、異なる僕と仲良くしていただき、いつも嬉しく思います。
今日は、日曜日午後1時過ぎに訪問。
ほぼ満席で、すべて女性客、店員さんも女性。
男性は僕だけで白一点です。
お水はセルフサービスで、入り口のそばの水差しから汲んでください。
とても狭いので、粗相(そそう)のないようにご注意を。
みなさん旅行のお話が多かったです。
水を汲み、おとなしく写真をパシャパシャしてました。
今回はフィンランド料理。
カルヤランピーラッカ 1400円
【メニューにあった解説】
フィンランド東部カレリア地方の伝統料理で今ではフィンランドの国民的な料理として朝ごはんを中心に食べられている「カルヤランピーラッカ」。
ミルク粥をライ麦の生地で包んだパイに卵とバターで作るナムポイをのせていただきます。
付け合せにクリスマスシーズンに欠かせないフィンランドのサラダ「ロッソリ」やキノコのソテー、ミートボールにリンゴベリージャムを添えて。
クランベリージュースで作った温かいフィンランドのホットドリンク「グロッギ」やチーズとパンの中間のようなデザート「ユーストレイパ」と一緒に召し上がれ。
松の葉のような草をちぎって料理にのせるようにと店員さんに教わりました。
葉っぱだけをちぎって食べてみると、独特の風味がありおいしいです。
うまく葉っぱをちぎるとドカベンの岩鬼みたいに口にくわえることができます。
店員さんが二人だけで、てんやわんやで、
一人は新人ぽくテンパり気味だったので、むずかしい注文はしないようにしました。
ミートボールはとっても優しい味でおいしかったです。
紫色のサラダはリンゴがシャクシャクし、大粒のピクルスがものすごく酸っぱく、
いろいろな食感や味を楽しめました。
世界を味わっているという実感のもてるお店です。
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